アートで人は円になる

絵から学ぶこと、読書、料理、妊婦の日々。

純粋なものほど心を打つ

白金台にある東京庭園美術館で開催中の

「ブラジルの椅子展〜野生動物と想像力〜」

に行ってきました!

 

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東京庭園美術館、初めてでしたが、

西洋庭園、日本庭園とある庭が見どころでした。

ここは建物自体が、

国の重要文化財「旧朝香宮邸」だそうで、

アール・デコの装飾様式で、

和洋折衷のモダンな建築となっています。

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展示と合わせて楽しめました。

 

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先住民の方々が創られた椅子ですが、

そこには純粋な心が現れていて、

彼らの、単に

 

「こう作りたかったんだ」

「こうしたら面白いだろう」

 

みたいな遊び心が散りばめられていました。

 

それこそ「上手い・下手」や、

「商品として売れるか」みたいな

雑念のない、ただただ純粋なアートが

そこにありました。

 

こういう風に無心に作れたら

どれだけ楽しいだろう?

 

と、羨むくらいに。

 

この感覚は子どもの感覚と似ていると思います✨

 

裏表のない

まだ固定概念のない

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白いキャンパスのような心

 

そういう狙いのない、

意図のない、

ある意味、「無」の作品ほど

強く惹きつけられるものだと思います。

 

魂に訴えかけてくるような。

 

ラスコーの壁画のような土着感。

土臭さ、純粋芸術というかラクガキなのか。

荒削りの力強さ。

 

そう思うと、本当に子どもの感性って、

尊い、大切な、財産ですよね。

 

(大人は、ある態度の雑念と

固定概念を崩さないと、出来ないと思います)

 

ブラジル先住民の椅子

〜野生動物と想像力〜

 

9月17日までやっています。

ぜひぜひ、暑さの和らいだ夕方以降に

お出かけしてみては

いかがでしょうか。

 

石川 マエガミ


~アートで人は円になる~

アートピース 

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