アートで人は円になる

絵から学ぶこと、読書、料理、妊婦の日々。

乳児からの「待たせる」教育

フランス文化の研究をしている
フランス語の先生であり、私の友人から、
「これは絶対に産後すぐに読んだ方いい!
今後の育児が楽になるから!!」
とゴリ押しされた本。

「フランスの子どもは夜泣きをしない」
パメラ・ドラッカーマン著

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を教科書に学んでみる。
生後1か月の我が子を抱きながら…。

 


およそ3年前、私が独り身で
フランスに行った時、確かに、
電車の中やレストラン、カフェなど
公共の場で子どもたちは静かにしていた。
ギャーギャー泣く子もおらず、
かんしゃくを起こす子もおらず…。


子どもがとてもお行儀よくしていた記憶がある。
そして、それがフランスでは当然だと聞いた。


友人によると、それはフランスの
乳児からの「教育」によるものだという。


乳児からそれを実践することにより、
子どもにとっても、親にとっても
ゆくゆくのメリットが大きい。


日本では考えられないような「教育」が
なされているのだという。


ということで、
私にも実践できるところはしてみたいと
メモがてら記述します。


生後1か月はまぁ体重増加のため仕方ないとして
ノーカウントで、
生後2か月、3か月以降は「夜泣き」が
日本のママさんを悩ませるが、
フランスでは、夜泣きがほとんどないそう。


赤ちゃんが泣いたら、
すぐ大人が抱き上げあやす前に、
「観察する」「ちょっと待つ」
時間を5-10分持つ。
これが子どもの自分でなんとかする力と、
忍耐力を育てると前の記事でも触れた。


そして、続いて
「フランス人の赤ちゃんは朝までぐっすり眠る」
秘訣として…


◆その1 
生後2か月ごろから、
大人と大体同じ時間に食事をさせる


◆その2
食事は、少量をちょこちょこ与えるのではなく、一回の量を多くして、回数を少なくする


◆その3
家族のリズムに赤ちゃんが合わせるようにする

 


食事の時間の間隔は4時間は空け、
1日に4回食べるリズムをつける。


例えば…
7時くらいに起きて、朝食。
正午に昼食。
4時ころにおやつ。
夜8時に夕食
そして就寝。


食事と食事のあいだにぐずったら、
散歩に出かけたりスリングに入れて
赤ちゃんの気を紛らわす。


長時間泣かせっぱなしにすることはしない。


「待つ」「忍耐力をつける」
ということを赤ちゃんに学ばせているのだと。


親は、急がず、徐々に慣らしてゆく。
最終的に、赤ちゃんは、大人と同じような
食事の時間に慣れてゆくそうだ。

 

 


そして、3歳にもなると、
「お菓子作りは教育の基本」ということで
週に一度はお母さんと共に、マフィンや
スコーンなど手作りのお菓子を作るのだそう。


休日の午前中か昼過ぎまでには作り、
作る最中につまみ食いなどはさせず、
完成したお菓子も、4時のお菓子の時間まで
手をつけさせないよう、
しっかり「待たせる」のだそう。


お腹が空いて、本人が食べたいと言っても
その時間まで待たせる。

 


などなど。

 


「忍耐力のある子」に、私も育てたいなぁ。


お菓子作りとかは、小さい頃から一緒に
取り組みたいものです。

 


さてさて、またまた続きます〜

 


石川 マエガミ

 


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