アートで人は円になる

絵から学ぶこと、読書、料理、妊婦の日々。

子どもの描く絵を見守る!

「子どもの絵をダメにしていませんか」

鳥居 昭美 著 (大月書店 1500円+税)

 


という本を家の目の前の図書館で借りて読んでいます。

(買ってないんかい!)…ええ。

 

 

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私は小学校高学年以降のお子様は

教えた経験があるのですが、

1歳~6歳の子どもとは、

絵を描いたり工作したりなどの経験がありません。

 


なのでこの機会に、

自分の子を育てながら、

その層の子どもたちにも教えられるように

なろうと思い、早速読んでみました。

 


世の中のママさんたちにもヒントになる

情報がたくさんありましたし、

私自身のまとめのためにも、

入門講座の部分のみ少し紹介します。

 

 

 

すでに現役ママさん達に

響いたらいいなぁと思います✨

 


内容にあった質問をするので、

 


答えてみてくださいね。

 


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① 子どもの絵を聞いていますか?

 

 

 

 

 

 

 


② 形を教えていませんか?

 

 

 

 

 

 

 


③ 子どもが、汚すのを嫌っていませんか?

 

 

 

 

 

 

 


④ 子どもの絵で性格を占っていませんか?

 

 

 

 

 

 

 


⑤ 子どもと楽しい体験をしていますか?

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 


どうでしょうか?

 

 

 

大人は形を知っているので、

形を「教え」たがります。

 


それも、良かれと思って。

 


私もその傾向がありました…

 

 

 

 


でも、それは子どもの成長過程と

照らし合わせた時に、

「余計なお世話」だったり、

もう少し見守ろうよ、

もう少し待とうよ

ということだったりします。

 

 

 

子どもは自分の感性をフル活用して、

絵を描いています。

 


特に幼少期に、親の関わり方次第で

 


子どもののびのびとした筆跡や感性が

縮こまってしまうのです。

 

大人って、どうしても人の描き方を教えたくなるんですよね。


でも、それは子どもにとっては弊害となるのです。


なぜなら、


「子どもがせっかく自分で獲得した認識による表現を

 

頭ごなしに否定することになるから」



 

 

さらに、

 


作者の鳥居さんの言葉で印象的だった部分を

紹介します。

 

 

 

 


「   自らの手や 足を働かせて

 

 

 

外界を変化させること

 

 

 

その変化を

 

 

 

直接、自分の目や耳や肌で確かめること。

 

 

 

そして、考える、

 

 

 

               作る、

     

 


              描くこと、

 

 

 

そして、これらの遊びに熱中する、

 

 

 

子どもにとって、こんな楽しいことはない。

 

 

 

なぜなら、そこに、

 

 

 

文化的生命としての人間の本性があるから。

 

 

 

そこに

 

 

 

文化的生命として学習し、発達する

 

 

 

人間の基本的な幸せの証しがあるから     」

 

 

 

 

 

 

 


シビれました。

 

 

 

ぜひ、全国のママさん達に読んでほしい一冊です。

 


私も実践しながら、ママさん達に

伝えていきたいと思います。

 

 

 

子どもは、子どものペースで

 


しっかりと、勝手に

 


成長していく。

 


大丈夫。

 


信じてあげる。

 


そんなことが感じられる内容でした。

 

 

 

 


石川 マエガミ

 


~アートで人は円になる~

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