アートで人は円になる

絵から学ぶこと、読書、料理、妊婦の日々。

シュタイナーの子育て30のヒント

以前から興味のあったシュタイナー教育

 

シュタイナー学校に勤めようかと

チラッと考えていた時期もあったけど、

専門的に学ばないといけないということで、

想像に留まっていたけれども、

自分の子育てにも生かせるかなと、導入として

読みやすそうなものから読んでみました。

 

里帰り出産で、あと陣痛を待つだけなの

ですが、実家が暇すぎるから読書)

 

f:id:artpiece:20180930211558j:image

 

ルドルフ・シュタイナー

ドイツやオーストリアで活躍した、

教育者・哲学者です。

 

 

その言葉に、子どもの可能性と、

哲学と芸術の要素が凝縮されていて、

シビれるのです。

 

 

「教育は芸術的でなければならない」

 


「子育ては未来を作る仕事。

子どもを育てるということは、

『地球の未来を作る仕事』なぜなら、

どんな人が育つかによって、

世界の方向が変わってしまうのですから。

 

そして、この世界には子育て以外にもう一つ、

『地球の未来をつくる仕事』がありますが、

それは芸術活動です。

子育ても芸術も、

素材の可能性を見出して発掘し、

そのものが持つ本来の輝きを引き出す仕事です。

そしてその輝きが、

未来を照らし出していくのです。」

 

 

こんなことを言われたら、

日本のママさんたちは勇気つけられますね。

 

 

子育てって、

本当に「人を育てる」仕事ですもんね。

 

もっと、日本において

尊んで欲しいですよね(笑)

 

妊婦さんと、ママさんがいないと、

日本はこの先成り立たないんですからね。

 

子育てって、何にも代えられない、

創造力豊かな、芸術活動だと思います。

 

というか、そうでありたいと思います。

 

芸術と同じで、答えはないですし。

 

とかいって、これから産むのに

大きなことは言えませんね(笑)

 

それにしても、

子どもをのびのびと育てる要素が

たくさん散りばめられた一冊でした。

 

下記は、本からのメモメモ。

備忘録です。

 

ーーーーーーーーー

人は21年間(3つの七年期)をかけて

からだを成長させていく。

ーーーーーーーーー


0〜7歳

人生を歩むための「道具としてのからだ」

の基礎をつくる時期

 


2歳ごろのイヤイヤ期。最初の反抗期。

親の存在がしっかりあるからこそ、自分の存在を確認する作業ができる。

 


2歳半〜

頭を育てる。

とにかく子どもを信じて、動きたいようにさせてあげる。

早期教育などによって発達途中にある脳の使い方を無理やり教えようとすると、かえってか成長の妨げになる。

 


5歳〜

胸の領域を育てる。

呼吸器や心臓というからだのリズムをつくる。

からだの形成を通して、思考(頭)、感情(胸)、意志(腹部・手足)のコミュニケーションがきちんととれるように準備する時期。

 


7歳〜

横隔膜から下の腹部と手足を合わせた領域が発達する。

外へ元気に飛び出していく時期。からだの成長においても、外の世界との関わりが強くなり、食事もほぼ何でも食べられるようになる時期。

 


※7〜14歳には偉大な人のお話を。

何かを成し遂げた偉人の伝記を読むのが良い経験になる。ひとりの人の人生を生まれてから死ぬまで見通せるので、生きた歴史を実際に物語の中に入って体験できる。

 


9歳ごろに大きな節目。(2回目の反抗期)

自我が芽生え「自分の世界」をつくりはじめる。自分を他の存在と分離するには、自分の輪郭となる壁が必要。

この時期を越えないと、人生の基盤をつくることができない。

 


14歳ごろに最後の反抗期。(第二次性徴)

男女の違いがはっきりとして、感情と感覚が活発に働き、あらゆることに敏感になる。

 


・男の子…殻に閉じこもり「自分とはなんだろう」と自分の内面そのものが謎に思える。

興味が内側に向かうので、外の世界をうるさく感じ、それが外側から見ると反発としてとらえられる。

 


・女の子…殻をもって外と関係を結ぼうとし、外に向かって自己表現していくようになる。男の子とは反対に、外の世界は謎に感じられるが、繊細な感覚で物質の中にも精神の世界があることなどを感じ、外界のさらなる謎に向けて興味を示していく。

 


14〜21歳

自立に向けて進む時代。思春期。

美的感覚を通して外への興味を示す。

7歳までの「模倣」の力によって、

14〜21歳にはその模倣衝動が美への憧れに変化し、感情と感覚が育てられ、

愛と責任が結びつく。

「少年の場合は美と勇気を、

少女の場合は美と善なるものの印象をつなげるように教育するとよい」

 

ーーーーーーーーー

【評価】3


  5:大変面白い、オススメしたい
  4:かなり面白い
  3:普通に面白い
  2:あまり面白くない
  1:全然面白くない、オススメしない

 

石川 マエガミ


~アートで人は円になる~

アートピース 

https://art-piece.simdif.com/index.html

 

作品たちはこちら

http://instagram.com/Maegami.art


個人的な料理のインスタはこちら

http://instagram.com/Maegami.cafe